ベルギー1部リーグのレギュラーシーズン最終節で、チームを残留に導いた豊川雄太。

その事実だけでも十分に立派なのだが、何よりも凄かったのは「途中出場」でありながらハットトリックを成し遂げたということであろう。

そこで今回は、公式戦でありながら途中出場した選手が3得点をマークしたいくつかの印象的なケースを振り返ろう。

1. ロベルト・レヴァンドフスキ

日時:2015年9月22日(火)
試合:2015-16 ブンデスリーガ 第6節
結果:バイエルン 5-1 ヴォルフスブルク

【コメント】

W杯で日本代表の前に立ち塞がるであろうポーランドが誇るストライカー。

後半からの投入だったこの試合では、51分~60分までになんと5得点を叩き出す離れ業をやってのけた。

これにより、ブンデスリーガの1試合における最速ハットトリック、ブンデスリーガの1試合における最速4ゴール、ブンデスリーガの1試合における最速5ゴール、ブンデスリーガの1試合における途中出場の選手としての最多ゴール数の4つのギネス記録まで樹立。

歴史の“目撃者”になった当時の監督グアルディオラも、「こんなことは監督としても選手としても経験したことがない。説明不可能」と讃えるほどだった。

選出者:編集部I