『Football365』は25日、「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、パトリス・エヴラに対するチャントにコメントしなかった」と報じた。
先日行われたリヴァプール対ウェストハムの試合は4-1で終了。ムハンマド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネら攻撃陣がそれぞれゴールを決める内容だった。
しかしそれ以上に話題になったのは、かつてルイス・スアレスとの人種差別行為に関与したウェストハムのDFパトリス・エヴラだった。
スアレスは「人種差別的な侮辱ではなく、遊び心のある発言」と擁護されたが、協会からは4万ポンドの罰金と8試合の出場停止を受けた。
そして、ウェストハムのメンバーが読み上げられたとき、リヴァプールの一部のファンがエヴラに対して「ウソツキの奴隷」と歌ったという。
試合後、ユルゲン・クロップ監督はこの行為に対して以下のように話し、自分は何も言えないと語ったとのことだ。
ユルゲン・クロップ
「試合中にそれは聞いたよ。
ただ、私はリヴァプールのファンと同じ歴史を持っているわけではない。
だから、それについては何も言うことが出来ない」