『Inside』は29日、「イタリア・セリエAは、2018~2021年の国内放映権契約を巡ってスペインのMediaproと交渉している」と報じた。
2018年夏までは年間総額9億4500万ユーロ(およそ1275.1億円)で放映権を販売できていたセリエA。
しかし、年が明けても2018年夏以降の国内放映権の契約が行われていない。
昨年夏にはSky ItaliaとPerformが入札を行ったと言われているが、それは総額で5億ユーロ(およそ674.7億円)以下であったことから、契約がまとまらなかった。
代理店のInfront Mediaは現在急いで契約交渉を進めており、Mediaproと接近しているようだ。
InfrontはセリエAに「2014年からの6年で最低59億4000万ユーロ(およそ8014.8億円)」の放映権料を約束している。
そのため、少なくとも今回の契約で年間10億5000万ユーロ(およそ1416.8億円)を勝ち取らなければならないのだが…。
残念ながらMediaproとは現在9億5000万ユーロ(およそ1281.8億円)とほぼ横ばいになる額で話し合っており、最初の入札は合意に至らなかったとのこと。
とにかくすでに2018年に入ってしまっているため、交渉ではなおさら足元を見られることは確実。セリエAは目標とする放映権料を獲得できるのだろうか…。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ