リカルド・クアレズマ&デコ+金銭

クラブ:バルセロナとポルト

勝者:バルセロナ

技術的な高さで知られたデコは、ポルトを2004年のチャンピオンズリーグ優勝に導き、EURO2004でポルトガルを決勝に引き上げた。

彼はバルセロナに加入することを望み、その代わりにアウトサイドの魔術師クアレズマがポルトへ加入した。

フランク・ライカールトの下で活躍したデコは2回のリーガタイトルを獲得し、またチャンピオンズリーグも勝利した。

クアレズマもポルトガルでは活躍を見せたものの、ビッグクラブではどうも成功できないカルトヒーローになった。

ネマニャ・マティッチ&ダヴィド・ルイス+金銭

クラブ:ベンフィカとチェルシー

勝者:チェルシー

チェルシーのポリシーは、有望な若手選手を様々なところに貸し出し、価値を高め、トップチームに必要でなければ取引の材料として使うということだ。

ベンフィカの重要な選手だったダヴィド・ルイスは、2011年にマティッチとの交換でチェルシーへ。

マティッチもポルトガルで成長を見せ、のちにチェルシーへと買い戻された。両者が選手として利益を得ることになった。

また、チェルシーはダヴィド・ルイスもPSGに売ってから買い戻している。

イアン・ライト&トレーニング機器

クラブ:クリスタル・パレスとグリニッジ・ボロー

勝者:クリスタル・パレス

後にアーセナルのレジェンドとなるイアン・ライトは、22歳までアマチュアのグリニッジ・ボローでプレーしていた。その時の給与は僅か30ポンドだったという。

クリスタル・パレスは彼を獲得しようとしたとき、グリニッジ・ボローの環境を見て条件を提示した。

その結果、練習のためのウエイトと引き換えにイアン・ライトはクリスタル・パレスへと移籍した。

その後の活躍を考えれば、安すぎた取引だ。あのウエイトはいったい今どこにあるのか。

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