かつてサッカー界では愛称や二つ名が存在していた。クラウディオ・ロペスは「ピオホ」であり、シャーンドル・コチシュは「黄金の頭」であった。

現代サッカーでは愛称や異名はあまりきかなくなってしまった。とはいえ、ニックネームが“絶滅”したわけではない。今でもこっそりとその地域のサポーターたちの間では呼ばれている名前もあるのだ。

前回第一弾を紹介したところ思わぬ反響を得た。紹介したい選手は山ほどいるので、引き続き面白い異名を持つサッカー選手たちを引き続き紹介していこう。

マヌエウ・フェルナンデス

ポルトガル代表MFマヌエウ・フェルナンデス(カバー画像)は、カーボヴェルデ系の選手でスイス代表MFジェルソン・フェルナンデス、同U-21代表MFジェルソン・フェルナンデスの従兄妹でもある。

エヴァートンやロコモティフ・モスクワでプレー経験のあるマヌエル・フェルナンデスの愛称は何と「マネレレ(Manelélé)」。

その名前通りプレースタイルがフランス代表MFであったクロード・マケレレに近いというものだが、どちらかというともう少し攻撃もできるような?真似じゃあないんだ。

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