ジャンルイージ・ブッフォン
「イタリア代表は、常に失敗を乗り越える能力を見せてきた。南アフリカのひどいW杯の後も。EURO2012の決勝で敗れた後も。
2014年ワールドカップは、もう一つの悪い記憶だ。しかし2年後には、ドイツとPK戦まで行ったんだ。
我々のDNAは変わらない。闘志を持っている。しかし、タレントがいなければ十分ではない。
イタリアがこのところ欠いていたのは、最高レベルの選手だ。
数年前までは、アンドレア・ピルロ、ロベルト・バッジョ、フランチェスコ・トッティ、アレッサンドロ・デル・ピエロ…世界的なタレントがいた」
(君はパルマからユヴェントスに移籍した)
「ユヴェントスの強さの秘訣は、価値を伝えるという点にある。それはオーナーシップからくるものだよ。アニェッリ一家は、仕事、人生、そしてスポーツの哲学を持っている。
最初の数ヶ月は素晴らしいものだったよ。2001年だね。パルマからやってきてからしばらくは、まるで他の世界で生きているかのようだった。
全てが最大のプロフェッショナリズムを持って行われ、全員に最大限の成長をもたらす」
(GKとして、ライバルのノイアーをどう思う?)
「彼は最高レベルのゴールキーパーだよ。足でボールを持ってもね。彼のプレーは傑出しているし、優れた運動能力がある。
何年も言ってきたけど、彼は世界最高の選手の一人だよ。たとえベストではないとしてもね」
「80歳でも行くぜ!」ブッフォン、代表への熱い思いを吐露
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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