今季のJ2を制した湘南ベルマーレは29日、サンフレッチェ広島から37歳のクロアチア人MFミハエル・ミキッチを獲得したことを発表した。
元U-21クロアチア代表でブンデスリーガなどでのプレー経験を持つミキッチ。2009年に広島に加入すると、右サイドの“スピードスター”として広島で3度のリーグ優勝に大きく貢献するなど、9年間でJ1通算221試合8得点を記録している。
今季はチームの低迷に伴う森保一監督の退任、自身の怪我もあって14試合の出場に止まり、シーズン終了前に退団が発表されていたが、本人は日本でのプレーを希望していた。
ミキッチは湘南の公式サイトで、「伝統あるクラブでプレーする機会を与えていただき、とてもうれしく思います。プレーする場所を探していたなか、貴重なチャンスをいただいたからには、全力でチームのために戦うつもりです」と抱負を述べている。