『Ahram』など各メディアは、「FIFAはヨルダン1部リーグのアル・ファイサリーに所属している5選手に1年間の出場停止を言い渡した」と報じた。
事件が発生したのは8月に行われたアラブカップの決勝。アル・ファイサリーはエスペランス・チュニス(チュニジア)と戦った。
試合は延長戦でのゴールで3-2とエスペランスが勝利を収め、優勝を果たしている。
しかし、ゴールが決まった際にはイブラヒム・ヌール・アル・ディン主審にアル・ファイサリーの選手が激しく詰め寄る場面があった。
この行為に対し、FIFAは5名の選手に1年の出場停止を言い渡すという厳しい決断を下した。
処分を受けたのは、ムハタズ・ヤシヌ、バハ・アブドゥルラフマン、イブラヒム・ダルドゥーム、イブラヒム・アル・ザワハラー、アクラム・ザウィの5選手。
また、アル・ファイサリーのスタッフであるスリマヌ・アッサーフにも2年間の活動禁止処分が言い渡されている。
なお、この処分は試合の開催日であった8月15日から遡って適応される。