『BBC』は13日、「元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバは、ムハンマド・サラーについて語った」と報じた。
先日『BBC』が選ぶアフリカ最優秀選手賞に輝いたムハンマド・サラー。エジプトをW杯出場に導き、今季加入したリヴァプールでも目覚ましい活躍を見せている。
2009年にこの賞を獲得しているドログバは、彼について「私に助言を求めてきたことがある」と明かしたという。
ディディエ・ドログバ
「ムハンマド・サラーは今、ボスやリーダーになりつつある。我々はそれを代表チームとリヴァプールで見てきた。
あの表彰によって、彼は自分が今やっていることに気づいただろう。
彼はリヴァプールや代表チームで学んだたくさんの経験やリーダーシップをエジプト代表にもたらすことができる。
大きな大会で何度もプレーしてきたことは、彼がヨーロッパで、そしてワールドカップで最高の選手になるのを助けるだろう。
ムハンマド・サラーは一人でワールドカップを勝つことはできないが、チームメイトが期待されるレベルに向上すれば、サラーは大会で最も素晴らしいスターになる。
彼は予測できないほど簡単にドリブルで相手を置き去りにするし、このところは強さも高めてきたし、ゴールも決められる。
ある時、彼は私に『点が決まらない…なぜかわからない』とメッセージを送ってきたことがあった。
私は、『それは、時間と自信だけの問題だよ』と返したよ。
自信を持てば、何が起こったとしても今に集中できる。見ろ、彼は今ゴールを決めている。
近年、彼がどれだけ成長してきたかを見てきたよ。彼はイタリアへ行かなければならなかったし、それからイングランドへと戻ってきた。信頼に足る選手であることを見せている」