『Gazzetta dello Sport』は6日、「サッスオーロのDFパオロ・カンナヴァーロは、中国へ行くことを決めた」と報じた。
パオロ・カンナヴァーロは1981年生まれの36歳。パルマやナポリでプレーしたあと、2014年にサッスオーロへ移籍したセンターバックである。
もちろん兄は元イタリア代表DFのファビオ・カンナヴァーロ。名選手の弟として、その実力以上に有名な存在だ。
そして今回、彼はなんと中国の広州恒大へと移籍し、兄のファビオ・カンナヴァーロとコンビを組んで働くことを決めたとのこと。
記事によれば、1シーズンは選手としてプレーし、その後指導者に専念し、スタッフとしてのキャリアを始めるようだ。
父親のパスクアーレ・カンナヴァーロはラジオで以下のように話し、パオロはすでに決断を下していると語ったという。
パスクアーレ・カンナヴァーロ
「非常によく考えた上での決断だった。彼はもう37歳であり、引退後に何をするか考えなければならない。
したがって、彼は兄のファビオとともにスタートすることを選んだのだ」
代理人によれば「パオロはすでにサッスオーロと話している」と語っており、中国への移籍に向けた話し合いがあるという。
ただ、サッスオーロは少なくともウインターブレイク(今季のセリエAは1月半ばまで休暇がない)まで残ってほしいという意思を示しているとも。