2017シーズンのJリーグが閉幕して数日が経過した。
この時期になれば、心にぽっかり穴が開いた感覚に陥るサポーターも多いことだろうが、そんな皆さんのために、話のネタになるトリビアをご紹介しよう。
それは2012シーズンから始まった『J1昇格プレーオフ』で今もなお続いている「ジンクス」についてだ。
と言われただけでは、ピンと来ない方も多いはずなので、まずは以下をご覧になってほしい。
【2012】
昇格:大分トリニータ
敗退:横浜FC、ジェフユナイテッド千葉、京都サンガF.C.
【2013】
昇格:徳島ヴォルティス
敗退:V・ファーレン長崎、ジェフユナイテッド千葉、京都サンガF.C.
【2014】
昇格:モンテディオ山形
敗退:ジュビロ磐田、ジェフユナイテッド千葉、京都サンガF.C.
【2015】
昇格:アビスパ福岡
敗退:V・ファーレン長崎、愛媛FC、セレッソ大阪
【2016】
昇格:セレッソ大阪
敗退:松本山雅FC、、ファジアーノ岡山、京都サンガF.C.
【2017】
昇格:名古屋グランパス
敗退:アビスパ福岡、ジェフユナイテッド千葉、東京ヴェルディ
シーズン毎のJ1昇格プレーオフの結果をまとめたものであるが、ここで注目して欲しいのは太字のクラブであり、その共通点にある。それは、いずれもエンブレムに「鳥」を使用しているクラブということである。
なお、東京ヴェルディのエンブレムは始祖鳥がモデルで、その始祖鳥を「鳥」と分類するかは賛否両論あるのだが、一旦ここでは「鳥」という位置付けで考えている。
では、この太字のクラブのもう一つの共通点にはお気付きだろうか。
それは「これまで一度もJ1昇格プレーオフを勝ち抜いたことがない」という点だ。
まさかとは思うが全ては上記の結果が示す通りで、過去4度も敗退している京都サンガF.C.などには「エンブレム変更」を推奨したくなるようなレベル。
サポーターにとっては信じたくない「魔のジンクス」だが、さすがにここまで続くと、気にせざるを得ないだろう。
ちなみに、J2には「鳥」を用いたエンブレムを採用しているクラブが上述以外にも存在するが、来季はそこにアルビレックス新潟(白鳥)が新たな一員として加わる。
果たして来季のJ1昇格プレーオフはいかに…。
※@waooon08様、情報提供ありがとうございました。