10月の代表ウィークが終わり、2018年ワールドカップに進出する23ヵ国が決定した。
現時点で初出場を決めたのは2チームあり、アイスランドが79ヵ国目、パナマが80ヵ国目のワールドカップ出場国となった。
🇵🇦 ✈️ 🇷🇺
¡Panamá clasifica por primera vez en
su historia a la Copa Mundial! 👏 #Rusia2018 pic.twitter.com/BPV6HmkLdC
— #Eliminatorias (@fifaworldcup_es) 2017年10月11日
つまり、全世界にワールドカップを経験した国は80あるのだが、その中で日本とブラジルだけに当てはまる事実があるのをご存知だろうか?
それは、「初出場から途切れることなくワールドカップに連続出場している」ということだ。
1930年の発足以来、激闘が繰り広げられてきた同大会。全21回に出場しているのは“王国”ブラジルのみで、以下出場回数ではドイツが19回、イタリアが18回、アルゼンチンが17回と続く。
出場回数では列強に遠く及ばない日本だが、それでも初出場となった1998年大会以来、6大会連続で本大会行きを決めている。
実は、ロシアワールドカップへの出場を決めたチームの中でこの偉業を成し遂げているのはブラジルと日本だけ。ワールドカップの時期になると「x大会連続y回目」という表記をよく見るが、このxとyが同じ数字なのはこの2ヵ国しかいないのだ。
とはいえ、2006年大会から3大会連続して出場しているコートジボワールもそれに続く可能性があり、11月に行われるアフリカ予選の最終節でモロッコに勝利すれば、逆転での4大会連続4回目の出場が決まる。
ちなみに、1954年以降17大会連続出場を決めているドイツの初出場は1934年。しかし、1950年大会で除名となっており、初出場からの連続出場という記録は途絶えている。