まさかのワールドカップ予選敗退を受けて、イタリア代表から引退したローマMFダニエレ・デ・ロッシ。
このほど行われたセリエA第14節ジェノア戦に先発したものの、一発レッドカードで退場になってしまった。
敵地に乗り込んだローマが1点をリードした後半13分。ボックス内で相手FWジャンルーカ・ラパドゥーラともつれた場面で、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による確認が行われる。
そこで、デ・ロッシは相手の顔を叩いたことがバレてしまった。顔を叩いた後に自らも倒れ込む仕草を見せたが、VARを欺くことはできず…。
これでPKを献上したローマは、ラパドゥーラ自らに決められ同点に。結局、試合はそのまま1-1のスコアで終了を迎えた。
昨年8月のCL予選ポルト戦以来の退場となったデ・ロッシ。試合後には、こう謝罪していた。
ダニエレ・デ・ロッシ(ローマMF)
「非常に残念だ。あまり言えることはない。
俺達は取っ組合っていた。相手を腕でブロックしようとしたのだが、(自分で確認した)映像はひどいものだった。
チームメイト、監督、そしてファンに謝らなくてはならない。本当に申し訳ない。だが、我々はここから復活しなくてはならないだろう」