J2ファジアーノ岡山は25日、元日本代表DF加地亮(37)が現役引退することを発表した。
加地は滝川第二高校から1998年にセレッソ大阪に加入しデビュー。その後、FC東京に移籍して目覚ましい成長を遂げると、ジーコが率いる日本代表へ初招集され右サイドバックのレギュラーに。2004年アジアカップ、2005年コンフェデ、2006年ワールドカップに出場するなど、2003~2008年までに64試合2得点を記録した。
また、2006年から所属したガンバ大阪でも一時代を築き、2006年にベストイレブン、2006、2007年にJリーグ優秀選手賞を受賞している。
晩年は2014年にアメリカのチヴァスUSAで初の海外挑戦を果たした後、2015年からは岡山でプレーしていた。
加地はクラブの公式サイトに、
「20年間のプロサッカー生活から引退することを決断しました。 これまで応援してくださった皆さん、在籍したすべてのクラブの皆さん、ありがとうございました。 こういうコメントは苦手なので、記者会見ですべてを話そうと思います」
とコメントを寄せた。