『ESPN』は22日、「リヴァプールのサポーターグループは、セビージャ戦で警察や警備員に暴行されたと訴えた」と報じた。
火曜日にセビージャとのアウェイゲームを戦い、それを3-3の引き分けで終えたリヴァプール。
しかしその裏で幾つかの事件が発生していたようだ。
リヴァプールのサポーターグループであるスピリット・オブ・シャンクリーで会長を務めるジェイ・マッケンナ氏は、セビージャでの出来事について声明を出している。
ジェイ・マッケンナ
「我々は前半のうちに認識した。サポーターたちに影響を与える問題が起こっていることを。
数名のメンバーは、スタジアムに入るときに問題があった。リヴァー・バード(リヴァプールのシンボルである鳥)と『defiance(反抗)』と書かれたフラッグが、政治的なメッセージだとして入場を拒否された。
更に懸念すべき報告は、サポーターに対する過剰な取締りだ。それは身体的な攻撃も含んでいる。一人の女性メンバーは、警備員によって地面に押し倒されたという。
他のサポーターも同様の経験をしており、クラブにこの問題を提起できるよう各所に声をかけてきた。
我々はそれをすでに示しており、より多くの情報が求められていることも認識している。
しかし、昨夜セビージャで行なわれたことは容認することができないものだ。クラブとUEFAの両者に対し、計画についての質問を行っていくだろう」
なお、UEFAはすでにこの問題に対して調査を行っており、リヴァプールらとともに関連情報の収集にあたっているとのことだ。