今夏に話題となった中国U-20代表チームのドイツ4部リーグ参入。

中国とドイツが結んだ5年間の協力関係の一環だったのだが、多くの4部クラブがそれを拒否する事態に。そのため、賛同した16チームが“親善試合”として、中国U-20代表と戦う形になった(対戦するクラブは1.5万ユーロ=198万円を受け取る) 。

そして、このほどドイツ4部のTSVショット・マインツと中国U-20代表との親善試合が行われたのだが、早速問題が勃発した。

『Deutsche Welle』によれば、スタンドでチベット国旗を掲げる観客がいたために、中国側がプレーを拒絶。そのため試合は一時中断されることになったという。

チベットと中国は人権侵害など政治的な問題を抱えている。

結局、観客が国旗を取り下げるまで25分ほどの中断があったが後に再開。ただ、中国は0-3で敗戦したとのこと。

2020年東京オリンピック出場を目指す中国U-20代表。ドイツリーグ参戦はチーム強化のための施策なのだが、いきなり初戦から躓いてしまった。

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