『Corriere dello Sport』は18日、「ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ氏をはじめとした数名の監督は、イタリア指導者協会を辞める準備がある」と報じた。
この原因は、イタリアサッカー連盟会長を務めているカルロ・タヴェッキオ氏に対する態度の違いだそう。
イタリア指導者協会の会長であるレンツォ・ウリヴィエリ氏は、カルロ・タヴェッキオ氏の留任を支持している。
その一方で、イタリア人の多くはタヴェッキオ氏にワールドカップを逃した責任を取ることを求めており、多くの監督たちも同じ意見であるとのこと。
選手協会会長を務めているダミアーノ・トンマージ氏は『Radio Deejay』で以下のように話し、抗議を検討していることを明かした。
ダミアーノ・トンマージ
「アッレグリは一人ではない。その感情は指導者のコミュニティで広く共有されている。彼らはまた、この状況の変化を望んでいる。
指導者協会を辞めることは投票や選挙の行方にはあまり影響しないだろうが、1400万人がこれを見ていれば違ってくる。
代表監督を選ぶことは、最も至急のものではない。10年に渡るプロジェクトを動かしていかなければいけない。それはフランスやドイツがやったことだ。
このような状況では、イタリア代表に選手を送りたくないという監督もいるのだ。
私は、タヴェッキオがどのような計画を発表するかもわからないし、先の見通しを明らかにするための新たな選挙を行えない理由もわからない」