『Quotidiano Sportivo』は17日、「ミランの首脳陣は、次の三試合の結果次第でヴィンチェンツォ・モンテッラ監督を解任する」と報じた。
15日に行われたミラノダービーで3-2と敗れてしまい、早くもシーズン四度目の黒星になってしまったミラン。
中国資本のもとで行われた大補強をフィットさせるのに苦しんでおり、ニコラ・カリニッチも負傷で離脱してしまった。
ミランはこのあと19日にAEKアテネとのヨーロッパリーグを戦う予定となっており、それからセリエAのジェノア戦、キエーヴォ戦と続く。
クラブ側はこの3試合を決定的なものと考えており、セリエAでは2連勝することが「義務」だという。
そして、月末に行われるユヴェントスとのビッグゲームでも結果が出なければ、そこで首が飛ばされる可能性が高いとのことだ。
その後任については、今季は暫定的に内部昇格(プリマヴェーラ監督のガットゥーゾらが候補という)やベテラン監督で乗り切り、来季正式な指揮官を迎えるというプランであるという。
これまではアントニオ・コンテ(チェルシー)、カルロ・アンチェロッティ(フリー)の名前が上がってきた。
しかし『La Repubblica』はここに来て「マッシミリアーノ・アッレグリ監督の復帰に向けて動いている」とも伝えている。
確執があったと言われるレオナルド・ボヌッチにとっては寝耳に水の話になりそうだが…。