3. スウェーデン国歌に一人で拍手したブッフォン
【コメント】
ブッフォンの涙はもちろん胸に迫るものがあったが、キックオフ前に行ったある行動に真のプロフェッショナリティを感じた。
W杯予選プレーオフの2ndレグ、スウェーデン国歌に対してサン・シーロの観客が大ブーイングを浴びせると、ブッフォンはこれに拍手をして見せたのだ。
W杯出場をかけた大一番の前でありながらブッフォンは対戦国に敬意を表すため、そして自国のサポーターのブーイングを静めるためにこうした行動に出た。これはなかなか出来ることではない。
なぜブッフォンが世界中のフットボーラーからリスペクトを集めているのかが窺い知れるシーンだった。
選出者:編集部S