片方の目を失っている相手選手を侮辱したことで、19歳のFWが8試合の出場停止を科された。『BBC』が伝えている。
問題となっているのは、スコットランド2部フォルカークに所属するFWケヴィン・オハラの言動。
それは今年10月7日、ダンファームリンとのカップ戦で起きた。オハラは相手MFディーン・シールズに対して、片目だと罵ったとされている。
元北アイルランド代表のシールズは32歳。彼はもともとアーセナルのアカデミーで育成された選手であるが、スコットランドでプロデビューした。当時20歳だった2006年には幼少期の事故で損傷していた右目を摘出する手術を受けている。
そのシールズはフォルカークFWジョー・マッキーにタックルを見舞い一発退場になった。その後、オハラから侮辱的な発言があったとのこと。
スコットランドサッカー協会は今回の件について、「過度の不品行」と断罪している。なお、マッキーにも同様の嫌疑がかかっているが、彼は無実を訴える見込みとされている。
(記事トップの画像はディーン・シールズ)