28日、インドで行われてきたU-17ワールドカップの決勝戦が開催された。

コルカタのソルトレイク・スタジアムで顔を合わせたのは、ノックアウト1回戦で日本を倒したイングランド、そしてスペインである。

欧州同士の戦いとなった試合は、意外なことに多くの得点が生まれる内容となった。

先制点を決めたのはスペイン。左サイドに抜けたフアン・ミランダからのクロスをセーザルが胸で落とし、セルヒオ・ゴメスが押し込んだ。

そしてさらに31分、そのセルヒオ・ゴメスが強烈な左足を叩き込んでスコアは2-0!スペインが勝利に近づいた…と思われた。

ところが、そこから展開は一転する。

44分にライアン・ブリュースターのヘディングで一点を返すと、後半はイングランドの強烈な攻撃力が発揮された。

58分にはギブス=ホワイト、69分にフィリップ・フォデンがゴールを決め、わずか25分で逆転に成功。

さらに84分にマーク・ゲヒが4点目、88分にフォデンが5点目をゲットし、最終的には5-2に。まさに「倍返し」という内容で勝利を収めたのだった。

イングランドはこれがU-17ワールドカップの初タイトル。さらに今年はトゥーロン国際大会、U-20ワールドカップに続き、ユース代表の「当たり年」となっている。

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