2017年シーズンが佳境を迎えつつあるMLS。今週でレギュラーシーズンが終わり、今後はプレーオフの戦いに移る。
そのなかで、トロントFCはイースタン・カンファレンスで断トツの首位に立っている。
すでに20勝しており、勝点68は1998年のLAギャラクシーと並びMLS史上最多。最終戦を引き分け以上で終えれば、MLS記録を樹立することになる。
そのトロントFCでチーム最多ゴールを叩き出しているのが、元イタリア代表FWセバスティアン・ジョヴィンコだ。『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで、そのジョヴィンコはこう述べたという。
セバスティアン・ジョヴィンコ(トロントFC)
「(MLSが)向上していることに疑いはないね。
まだ欧州のトップリーグと同じレベルにはない。だが、それは欲求と努力次第さ。
ビッグネームは加入し続けているし、トップの南米人たちが多くいる」
「(もしトロントがセリエAに加入したら)僕らは楽勝で降格を回避し、リーグ中位でフィニッシュするだろう」
アメリカ移籍によって代表から遠ざかっているジョヴィンコだが、セリエAでもやれるという自負があるということだろうか。
なお、トロントFCには日本人FW遠藤翼も所属している。2年目の今季はまだゴールがないが、最終戦での活躍に期待したいところ。