ポルトガルで発生した大規模な山火事。隣国スペインでも死者が出るなどして、ポルトガルの首相が非常事態宣言を出した。
山火事で非常事態宣言!ポルトガルのサッカースタジアムにも火の手が… https://t.co/KaMcMjzAGF
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年10月16日
ポルトガル1部リーグのトンデラのスタジアム周辺にも炎に包まれた。幸いにも大きな被害はなかったというが、大気の状態がよくないために、チームはロッカールーム内での練習を余儀なくされたという。
今週末、そのトンデラはベレネンセスとのホーム戦を控えている。
ただ、大気の問題により学校での屋外活動が禁止されているほか、街は荒廃しているという。そのため、トンデラはリーグとベレネンセスに対して試合の延期を求めていた。
だが、その訴えはとベレネンセスとリーグによって拒否されたという。トンデラは「我々はさらに悲しくなった。我々が必要としているフットボールではない」として、その旨を発表したのだ。
ただ、現地メディアによれば、ベレネンセス側は「トンデラが一旦合意した延期案を反故にした」としているようで、両者の言い分が食い違っているようだ。トンデラが嘘をついているとするメディアも…。
また、『ojogo』によれば、トンデラはベレネンセスと“断交”したという。そのうえで、両クラブによる論争はまだ終わりが見えていないとも…。