9月30日の川崎フロンターレVSセレッソ大阪戦で『2017川崎の車窓から~東急グループフェスタ~』と称したイベントが開催された。

J1屈指の面白い取り組みを続けているフロンターレだが、この日は「貸切臨時列車ツアー」、「Paint it Blue Bus!!」など多数のコラボ企画を実施。その中でも特に話題となったのが「現役の車掌さんが特別な映像と共に川崎フロンターレの紹介をする」というものだった。

実はこの選手紹介映像を制作したのは『株式会社エレファントストーン』という現在絶好調の映像制作会社。

そして、その社長である鶴目和孝氏は、何と川崎フロンターレのシーズンチケットホルダーにして、スタジアムのある町に住みたいと引っ越しまで敢行したコアサポなのだ。

そんな“コアサポ社長”が率いる製作会社が何を考えて映像を作ったのか?話を聞いてみた。

― 今回は東急電鉄とのコラボということで“電車”がテーマでしたが、動画を作る上で意識したことはありますか?

フロンターレサポーターの多くが普段から利用している東急電鉄様とのコラボということで、いかに完全にコピーをするかという点と、選手の写真素材を運転席にいかに違和感なく載せるかという点にはかなりこだわりました。

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