バルセロナのホームで、世界最大規模のサッカー専用スタジアムとしても知られるカンプ・ノウ。
かねてより報道されてきたが、ついにバルセロナはその命名権を売却することになりそうだ。英国『The Sun』が伝えている。
Barcelona are changing the name of Camp Nou thanks to Lionel Messi https://t.co/umsuQ1R0TX pic.twitter.com/zhekvUCh14
— Sun Sport (@SunSport) 2017年10月12日
1957年の開場以来、「新しい大地」を意味する「カンプ・ノウ」の愛称で親しまれてきた同スタジアム。
しかし、2019年からネーミングライツを企業に売ることで、莫大な収入を得ることを目指している。さらに、その契約期間は25年という長期パッケージになるそうだ。
バルセロナが伝統を捨ててまでカンプ・ノウのネーミングライツ売却に踏み切るのには、リオネル・メッシが関係しているのだそうだ。
バルセロナとメッシの契約期間は今シーズン限りまでであり、契約延長交渉は遅れている。そこにマンチェスター・シティがメガオファーを送っている状況で、バルセロナとしてはなんとかメッシを引き留めたい構えだ。
そこでバルセロナはメッシに対して週給50万ポンド(およ7400万円)、さらに退団時に8000万ポンド(119億1000万円)を受け取ることができる臨時オファーを提示するそう。
バルセロナはこの夏、ネイマールを売却した資金でウスマヌ・デンベレやパウリ―ニョを獲得しており、メッシ残留のための資金繰りとしてカンプ・ノウのネーミングライツ売却を考えているという。
新スタジアムの名は、一体何になるのだろうか?