『Mediaset』は10日、「ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、マウリツィオ・サッリ監督について話した」と報じた。
2015年にナポリの監督となって以来、セリエAで安定した成績を残してきたサッリ監督。元銀行員という58歳の指導者は、世界でも有数の戦術家として名を知らしめた。
14日にはローマ戦、さらに17日にはチャンピオンズリーグでマンチェスター・シティとのビッグマッチを迎えることになり、大きな注目を集めている。
それに向けてデ・ラウレンティス会長は以下のように話し、グアルディオラとの交換であっても受けないと監督への信頼を明らかにした。
アウレリオ・デ・ラウレンティス
「私は、たとえジョゼップ・グアルディオラであってもマウリツィオ・サッリを交換したりしないね。同じ給料でもだ。
サッリは、数ヶ月間選手を鍛え上げてフィールドに送り出している真剣なプロフェッショナルだ。
だから、私は今夏のマーケットでそのメンバーをあまり変えたくはなかったのだよ」
「誰もが自分の哲学を推し進めようとするものだ。我々は勝利も美しさもあるといえる。
ゴンサロ・イグアインを失うことになったが、サッリはそれ以外の道を切り開いた。
我々の監督は紳士であり、とても素晴らしい男だ。そして、わざわざ争いを起こさない。私と違ってね!」
「サッリは下部リーグからのし上がってきた素晴らしい監督だ。若く、さらに成熟した人物だ。あの年齢にもかかわらず、イノベーションを受け入れたのだからね。彼はサッカーを勉強し、それを練習に活かしている」