『ESPN』は4日、「アメリカ代表監督のブルース・アリーナ氏は、国歌の際にひざまずく選手がいるかどうかはわからないと話した」と報じた。
このところアメリカンスポーツで大きな問題となっているのが、国歌に対する選手たちの反応である。
黒人差別に抗議するため、選手が国歌の際にひざまずくジェスチャーを行ってきた。それに対してトランプ大統領が軽蔑的な発言をしたことによって更に状況はエスカレートしている。
そして6日に行われるパナマとのワールドカップ予選は、加熱してから初めての代表戦となり、サッカー選手も行動を起こす者がいるのではないかと噂されている。
すでに昨年9月には女子代表のミーガン・ラピノーが国歌斉唱を拒否しており、男子チームにも波及する可能性もあるという。
ブルース・アリーナ監督はその質問について以下のように話し、今のところはそれを議論していないと語った。
ブルース・アリーナ(アメリカ代表監督)
(代表チームにアメリカ国歌を拒否する選手はいる?もしいればサポートはする?)
「そのような選手がいれば、私に話してくれると確信している。しかし、我々はそれについて議論はしていない。
我々の選手は試合に集中していると思っている。彼らは他の者と同じ憲法上の権利を持っている。
もし誰かが政治的な主張をするとしても、何が起こるのかは伝えられない。そういうことだ。
私はそれに対する答えはわからない。それが起こることを予測していない」
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