2月5日、アメリカンフットボールの最高峰、NFLの第51回スーパーボウルがテキサス州ヒューストンで開催される。

今年対戦するのはAFC王者ニューイングランド・ペイトリオッツとNFC王者アトランタ・ファルコンズ。史上最高とも評される名QBトム・ブレイディを擁し攻守に優れたペイトリオッツに対し、ファルコンズは今季MVPのQBマット・ライアンを中心としたリーグ最強の攻撃力で2度目のスーパーボウル出場を果たした。

ペイトリオッツは2年ぶり5度目、ファルコンズは悲願の初優勝を狙っている。

そんなNFLにおいて、サッカーファンにお馴染みの“あれ”が今季から定着していることをご存知だろうか。

これは、昨年のEURO2016で大きな話題となったアイスランド代表の“手拍子”チャント!

チームはミネソタ・バイキングス。そう、バイキング繋がりなのだ。

彼らは今季、新たなホームであるUSバンクスタジアムが開場。これに合わせて、新時代に相応しいチャントとしてこの『Vikings War Chant』を導入した。

EURO2016を見て感動したチーム関係者が「うちがやらずにどこがやる!」と燃え、ファンの反応も良かったことから一気に実現したという。動画には、バイキング感あふれる髭が特徴のアイスランド代表キャプテン、アロン・グンナルソンも出演している。

ちなみに、バイキングス版は北欧で乾杯の際に言う「Skol」とともに手拍子をする。

この迫力!寒冷地のミネソタらしく屋内型のスタジアムであるため、音がよく響くのだ。

今季は開幕から無傷の5連勝を飾るもその後調子を落とし、プレーオフ進出を逃してしまったバイキングス。冬でも快適な最新のスタジアム、そして熱狂的なファンとともに、来季の飛躍を目指す。

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