『The SUN』は9月30日、「アメリカの億万長者トリップ・スミスは、ウェストハムの株式10%を購入した」と報じた。
トリップ・スミス氏はGSOキャピタルパートナーズの創業者であり、大手投資会社ブラックストーン・グループのシニアマネージングディレクターを務める実業家。
ノートルダム大学で会計学の博士号を取得したあと、スミス・バーニーやドレクセル・バーナム・ランバートを経てクレディ・スイス・ファースト・ボストンに入社し、キャピタル・マーケット・グループの国際ヘッドを務めていた。
ウェストハムは先日執行取締役のダニエル・スヴァンストロム氏が辞任しており、その株式を購入した形となる。
なお、スミス氏は現在10%を所有しているが、今後このシェアを増加させる計画は今のところないという。
現在イングランド・プレミアリーグで米国資本が入っているのはマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプール、スウォンジー、クリスタル・パレスで、ウェストハムはそれに続く6つ目のクラブとなる。