『FourFourTwo』は29日、「ボルシア・ドルトムントの監督を務めるピーター・ボス氏は、カルロ・アンチェロッティ監督に同情を示した」と報じた。
先日バイエルンを解任されたアンチェロッティ氏。今季わずか2敗ながらも、チャンピオンズリーグでの大敗と一部選手との対立が背景にあったと言われる。
5連覇を成し遂げてきたバイエルンが混乱していることは、ライバルのチームにとってはチャンスにもなり得る。
しかし、突然の解任撃について聞かれたボルシア・ドルトムントのピーター・ボス監督は以下のように話したという。
ピーター・ボス
「まず言いたいのは、同業者が解任された時はいつも残念だということだ。
私は同業者に同情を感じる。あそこで何が起こったのかはわからない。そして、彼がなぜ解任されたかもわからない。
監督として、そして一人の人間として、同情している。誰かが解任された時は、ただ残念だ。それ以上は言いたくない」
(バイエルンの混乱はドルトムントに有利と感じるのでは?)
「もし監督を解任してモチベーションを上げなければならない…となったとしても、その後はいい形にならないだろう。
モチベーションというのは、常になければならないものだ。我々にとっては、バイエルンの監督が解任される必要はなかった。そんなものはいらないよ」