『Sky』は27日、「元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネヴィル氏は、デイヴィッド・ベッカムがレアル・マドリーに移籍した時の心境を明かした」と報じた。
ユナイテッドの下部組織から昇格し、長くクラブを支えたベッカム。6つのリーグタイトルをもたらすなど中心的な存在になっていたが、2003年にレアル・マドリーへと売却された。
その背景にはアレックス・ファーガソン監督との確執や衝突があったと言われている。監督の蹴り上げたスパイクが顔に当たったという事件も有名だ。
右サイドでベッカムとコンビを組んでいたG・ネヴィルは以下のように話し、彼の退団は残念だったがホッとしたと語った。
ギャリー・ネヴィル
「私は分かっていたよ。それまでの12ヶ月間を考えれば、終わりがやってくるだろうとね。舞台裏で何が起こっているかは理解していた。
幾つか公になった出来事もあった。それらが少し物事を後押しした。
デイヴィッドが去ったとき、私は残念だった。しかし、ニッキー・バットや弟のフィル、ロイ・キーン、デニス・アーウィンが去ったときもそうだった。
彼らはユナイテッドでそのキャリア、その人生の大部分を過ごしてきた人物だ。
それは、私の周りの仲間だけではない。デイヴィッド、フィル、ニッキーらだけではね。
ビッグプレイヤーが離れていくとき、それは損失だ。ただ、誰もが歩みを進めなければならない。
そして、私が離れたときも、他の選手が離れたときも、クラブは大きかった」