『Guardian』は10日、「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、フィリペ・コウチーニョの売却は絶対に許可しないと断言した」と報じた。
先日ネイマールを2億2200万ユーロ(およそ284.3億円)でPSGに売却したバルセロナ。その資金で代役を探していると言われ、その最優先候補がフィリペ・コウチーニョだという。
バルセロナの代表者はすでにリヴァプールを数度訪れて交渉を行っているというが、まだ具体的な動きはない。
それについて聞かれたユルゲン・クロップ監督は『Sky』のインタビューで以下のように話し、そもそも売る必要がないと語ったという。
ユルゲン・クロップ
「リヴァプールは選手を売らなければならないクラブではないんだ。それは揺るぎない事実だ。
したがって、バルセロナのオファーがどんなものであるかは問題にならないのだ。
財務的な観点に立てば、コウチーニョの価格は青天井である。設定する額も存在しない。
我々の目標は、出来る限り最高のチームを備えることだ。したがって、我々は選手をキープしたいし、新しい選手を手に入れたい。それが計画だ。
今日では、売却不可能な選手などこの星に存在しない。しかし、移籍というのはタイミングが重要なのだよ。
その機会が訪れた場合にどうなるか、そしてその取引に対して対処する必要があるかどうか、という話なのだ。
また、考えなければならないのは『代役を用意できる時間があるか』という点だ。
ただ、ある一つのクラブの要請に対して、我々が考える必要はないね。そのような状況にはないのだからね」