『Die Welt』は6日、「ボルシア・ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤングは、クラブに残ることを明言した」と報じた。
今夏のマーケットで中国の天津権健やACミランへの移籍が囁かれたオーバメヤングであるが、結局ドルトムントに残留する可能性が高まっている。
その経緯はどんなものだったのか?オーバメヤングは以下のように話し、何かを起こすだけの提示をしたのは中国だけだったと語った。
ピエール=エメリク・オーバメヤング
「誰も将来が決まっていると言える者はいない。
休暇に行く前、ボルシア・ドルトムントと話をしたのは本当だよ。僕の考えを彼らに伝えた。
それは、おそらく何か違ったことに挑戦する準備は整っているという話だ。これはミヒャエル・ツォルク(GM)とハンス=ヨアヒム・ヴァツケ(CEO)にも公にしている。
しかし、何かが起こるほどに僕を求めてくれたクラブは一つもなかったんだ。だからボルシア・ドルトムントに残るだろう。
僕はここに残ることが出来てとても嬉しいよ。ドルトムントはまるで故郷のように感じているから」
(値する額を提示したのは中国だけだった?)
「もちろん、中国は選択肢にあった。彼らがそれほど多くのお金を提示してきたとき、それについて考えるのは当然のことだよ。
多くの人が、『サッカーの点で後退することになるため、中国には行けない』と言っているのは知っている。しかし、少なくともそのようなオファーが来れば、誰もが考えはすると思う。
僕はそれを受け取った。しかしながら、プロとしての環境がまだヨーロッパのように整っていない。
アントニ・モデストが天津権健に行ったときに、またそれらのあれこれについて気づくことになった。だから、中国を避けることにした。
僕は神の啓示と運命を信じている。どんな理由で何が起こるとしても、それは正しい道のりなのだと」