2017シーズンの後半戦に突入しているJ2。第26節、名古屋グランパス対愛媛FC戦は、とんでもない展開の試合となった。

ホームの名古屋が後半3分までに4得点を奪って、4-0と大量リード。だが、後半13分からわずか14分間で、愛媛FCが4点を奪取して同点に!

そこから名古屋が3ゴールを追加して、7-4で勝つという壮絶な結果となったのだ。

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Optaによれば、計11得点はJ2史上最多得点記録だそう。

J公式によると、試合後選手や両監督はこう述べていたという。

佐藤 寿人(名古屋グランパスFW)

「4点目が決まって、もっとうまくゲームコントロールして、落ち着いて0失点で、なおかつ追加点というのが理想だったんですけど、ちょっとスキを与えたというか、ビルドアップのところであれだけミスをすると後ろ向きの守備になるし、相手の圧力をまともに受けてしまった」

風間 八宏(名古屋グランパス監督)

「(7点を取ったことを評価すべきか、4-4に追い付かれたことを問題にするのか?)

7点でいいと思います。あれだけ取れた、やり続けることができてきているので。試合の運び方、特に大事なのは怖がらずにサッカーを続けられるかですが、その中にまだ怖がってしまうところがある。

ただその後、しっかり3点を取れたのは力だと思いますし、選手たちが伸びてきている証だと思います。ベンチとしては晴天を長く続けてほしかったと思います」

間瀬 秀一(愛媛FC監督)

「いま頭に浮かんでいることは、すでに0-3で折り返して、選手たちがロッカーに戻ってきて、その時点で何人かヘトヘトになっていた。

それでもあきらめたり、戦うことをやめたりすることは一番簡単なことなので、自分たちはその逆を選択すると、それだけ強く伝えました。

この夏休みにパロマ瑞穂スタジアムに子どもも含め、たくさんの人が見に来てくれた中で、さらに後半1点を決められて、0-4の状態から4点を取った。

サッカーというスポーツにおいて、あきらめなければ追い付くということを選手たちが体現してくれたことは私自身うれしいですし、そこは絶対にポジティブに考えたいと思います」

26節終了時点で名古屋は5位、愛媛は16位となっている。

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