『FOX』は22日、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、中国は自国人選手の育成に務めるべきだと話した」と報じた。
現在プレシーズンツアーで中国を訪れており、バイエルン・ミュンヘンやチェルシーなどと親善試合を行ったアーセナル。
近年大きな投資を行っている中国であるが、今年連盟が「一定額以上の外国人選手の取引に100%の税金をかける」と決めたため、国内リーグの補強は失速している。
かつてJリーグの初期に日本で働いていた経験を持つヴェンゲル監督は、中国に必要なものは日本の育成を見習うことだと語った。
アーセン・ヴェンゲル
「中国超級リーグをトップレベルに導くためには、最高のクオリティを持つ中国人選手が必要になるのだ。
エリート育成と良い基盤が必要になる。現時点では、彼らには良いエリートプレイヤーがいるように見えるが、基盤がどれだけ良いのかはわからない。若い中国人選手がどれだけ良いのかもわからない。
私が名古屋グランパスエイトで働いていた時、ユースのシステムは非常に構造化された形で動いていたが、ヨーロッパのアカデミーをコピーするのにとても苦労していたよ。
私は、それは中国が続くべき良い例であると思う」