今夏、ポーランドからベルギー1部のワースラント=ベフェレンへ移籍した森岡亮太。ヘンクとの開幕戦で早速好アシストを記録し、存在感を見せつけた

絶品と評するにふさわしい見事なパスだったのだが、現地でも取り上げられていた。

ベルギーの『Proximus TV』が第1節に活躍した新加入選手のプレーをまとめた映像を公開。「先週目に留まったニューカマーたち。最高の移籍(獲得選手)は誰だ?」と題された動画には、森岡のアシストもしっかり収録されていた(動画:54秒~)。

ヘンクの選手は4人×2ラインをブロックを作りスペースを消していた。さらに、ボールを持った森岡の眼前には相手選手2人がコースを切るために立ち塞がっていた。

だが、森岡はその間を通して、裏に走ったFWオリヴィエ・ミニへ絶妙なタッチのパスを届けてみせた。CBや飛び出したGKも触れられない、ここしかないというコースに通す完璧なアシストだった。

チームとしても、こういうプレーをやってもらうために森岡を獲得したはず。現地メディア『Voetbalkrant』も、「モリオカが素晴らしいパスでヘンクDFを引き裂いた」と讃えていた。

今週、ワースラント=ベフェレンはホーム開幕戦となる第2節でメヘレンと対戦する。森岡の活躍を期待したい。

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