先月、なでしこジャパンと対戦したベルギー女子代表チーム。来週に開幕するUEFA欧州女子選手権に向けた最終調整を行っている。
そんななか、『Sporza』が気になる情報を伝えていた。ベルギー女子代表のイヴェス・サーネルス監督によって、MFカサンドラ・ミシッポが追放されたという。
カサンドラ・ミシッポは19歳。日本代表FW久保裕也が所属するヘントの女子チームでプレーしている選手だ。
代表から除外されたのは、懲戒的な理由とされていた。なんでも、ミシッポがキャンプ場で一泊したことが問題視されたという。それは彼女にとっての自由時間に起きたことだったそうだが、指揮官は準備期間において相応しくない振る舞いだと判断したようだ。
突然の代表除外について、ヘント側は「過激な決定に非常に驚いている」と激しく反発しているそう。これに対し、サーネルス監督は以下のように語り、あくまで追放は一時的なものだと述べた。
イヴェス・サーネルス(ベルギー女子代表監督)
「個人的にカサンドラに伝えた。彼女はまだキャリアをスタートさせたところだ。
彼女には才能があるし、正しい教訓を得ることが大事さ。美しいキャリアを築くことができると確信しているよ。
彼女にとって、これは代表での終わりを意味するものではない。
次の大会から(代表に選ばれる)資格を持つだろう。だが、規律が何よりも優先されなければならない」