『Soka25east』は15日、チュニジア1部のスファクシャンで会長を務めているモンセフ・ヘマヘム会長が永久追放になった」と報じた。
その原因は、3月に行われたエトワール・サヘル戦終了後にあった事件だった。
試合はスファクシャンが3-2で勝利を収めているが、終了後にヘマヘム氏は副審のもとに向かって握手を求め、その後激しいキスをした。
さらに副審が離れると、ヘマヘム氏はさらに近づいてお尻に手をやり、2度摘んだという。
しかもヘマヘム氏は後にテレビの取材に対して「彼を応援するために尻を2度摘んだのさ」と自慢気に話していたとのこと。
その行為に対して、協会側は「明らかに審判に対する脅迫行為であり、卑劣な暴行である」と判断。
今回ヘマヘム氏に1万3000ドル(およそ141万円)の罰金処分を科した他、サッカーにおけるあらゆる活動を禁止すると通告したとのこと。
一昨年のコパ・アメリカでエディンソン・カバーニの尻に指を入れたチリ代表DFゴンサロ・ハラも処分は受けたものの、永久追放というのはかなり厳しい判定。
会長とレフェリーという立場を考えれば違うのかもしれないが、ヘマヘム氏もまさかこれでサッカー界の人生が終わってしまうとは思っていなかっただろう。
なお、ヘマヘム氏の側に控訴の権利があるかどうかは判明していないとのこと。