リヴァプールの公式サイトは2日、プレシーズンキャンプに向けたユルゲン・クロップ監督のコメントを掲載した。
今季2年ぶりに欧州の舞台へ帰ることになったリヴァプール。ムハンマド・サラーを大金で獲得するなど補強を行い、それに備えている状況だ。
プレシーズンから開幕に向けてのプランについて聞かれたクロップ監督は以下のように話し、まだ使うシステムについては決めていないと語った。
ユルゲン・クロップ
「普通は、毎年毎年次のステップに進んでいきたいものだよね。その時、誰がどれだけフィットしているか、新しい選手はどうなのかという点を見なければならない。
若い選手たちも1年歳を取る。それは非常に大きな変化というわけではないが、それによってファーストチームでの経験が1年増えることになる。
彼らは大きな進歩を遂げる可能性がある。なぜなら、それは少しいい方向に物事を進められるということだからだ。
毎日の練習で興奮することもなくなるよね。『ああなんてことだ、僕の隣にアダム・ララーナがいるなんて!』とは思わなくなるからね。
それは大きな違いになるよ。1〜2歩下がってから、5〜6歩正しい方向へと進まなければならない」
(ムハンマド・サラーなどの補強があったね?)
「戦術的には、より柔軟になるね。誰をそこに置くか、それはどのタイミングなのか。どんなシステムを使うかという点でもね。
2015-16はほとんどの場合4-2-3-1を使った。2016-17は4-3-3か4-5-1だった。おそらくこれが選手に最も合っていたと思う。
今季どちらを使わなければならないか、それはよくわからない。違った選手が入ってきたからね。
また、ヨーロッパでの戦いにも備える必要がある。もっと大きなスカッドがなければならないね。
でも我々は良くなっていくだろう。今季の戦いを楽しみにしているよ」