FIFAコンフェデレーションズカップも2日が大会最終日。
決勝の前に3位決定戦が行われ、ポルトガルが延長戦の末に2-1でメキシコを破って3位となった。
試合は54分、チチャリートの左サイドからのクロスがポルトガルDFネトに当たり、メキシコがオウンゴールで先制。その1点で、そのまま逃げ切るかと思われた。
しかし後半アディショナルタイム、クアレズマのクロスをペペが中央で合わせ、ポルトガルが土壇場で同点に。
すると、103分、メキシコはミゲル・ラユンがペナルティーエリア内でハンドを取られ、痛恨のPKを献上。これをアドリアン・シウヴァが確実に決め、ポルトガルが勝ち越しに成功した。
その後、試合は互いに1人ずつ退場者を出す荒れ模様となったが、スコアは動かず。ポルトガルが大会初出場で3位に入った。
準決勝で若手主体のドイツに大敗したメキシコにとって、その悪夢を払拭したい一戦だったが、あと数分を守り切れず、後味の悪い形で大会を終えることとなった。