6月17日に開幕するコンフェデレーションズカップ。残念ながら日本代表は出場しないが、出場国はなかなか豪華なので楽しみ。そこで全チームとはいかないが、過去の大会をユニフォームで振りかえってみたい。
前編の「1997年-2003年」編に続き、今回は後編の「2005年-2013年」編をご紹介!
2005年第7回 ドイツ大会
優勝:ブラジル代表 準優勝:アルゼンチン代表 3位:ドイツ代表
ブラジル代表(カカ)
ユニフォームはNIKE製2004-05モデルのホームキットで、2006年ドイツワールドカップ南米予選や優勝した2004年のコパ・アメリカでも使われた。あまりにも衝撃的だった丸囲みの胸番号は、NIKEのサッカーユニフォーム史上最も物議をかもしたといっても過言ではない。カカは決勝戦までの全試合に先発出場している。
アルゼンチン代表(フアン・ロマン・リケルメ)
ユニフォームはadidas製2004-05年モデルのホームキットで、2006年ドイツワールドカップ南米予選や準優勝した2004年コパ・アメリカでも使われた。初戦から決勝戦まですべての試合で使われたこのキットは、グラデーションがかった柔らかなストライプが特徴。シルバーボール(準MVP)を受賞したリケルメは全試合にフル出場し3得点をあげた。
ドイツ代表(セバスティアン・ダイスラー)
ユニフォームはadidas製2004-05年モデルのホームキットで、EURO2004モデル。2000年代に入ってからのホームキットは白を基調に黒の差し色というシンプル路線だったが、この2004-05年モデルでは久しぶりにドイツ国旗の3色が復活した。怪我と病気に泣いた悲運の天才ダイスラー。運命といえばそれまでだが、もし彼が順調にキャリアを重ねていたら、その後のドイツ代表にどんな影響を与えただろうか。
ドイツ代表(ルーカス・ポドルスキ)
ニューモデル発表の際に驚きをもって迎えられたadidas製サードキット。赤単色はそれまでのドイツ代表にはない色だった。2005コンフェデでは本来の黒いアウェイキットに代わり、セカンドユニフォームとして使われていた。当時はケルンの王子だったポドルスキ。出場4試合はすべて先発で3得点をあげた。