『BBC』は29日、「国際サッカー連盟(FIFA)は、スーダンサッカー協会を資格停止処分とする」と報じた。

先月2日、スーダン司法省はサッカー協会の会長をムタシム・ガーファル・シル・エルハティムからアブドゥル・ラハマン・シル・エルカティムに交代させるよう命令した。

4月に行われた会長選挙でアブドゥル・ラハマンが当選したものの、FIFAは2017年末まで選挙を行わないよう要求していたことから、ムタシム・ガーファルが無効を訴えたのだ。

その結果こうなったわけであるが、FIFAの規約においては政府がサッカー協会の活動に干渉することは禁止されている。

FIFAはこれらを撤回するよう要求すると共に、13日に代表団を派遣。さらに6月30日までにそれが行われない限り処分を下すことを通告していた。

しかし結局その要求は通らず、最終的には期日に達したため処分が加えられる可能性が高くなった。

資格停止処分となった場合、全ての代表チームとクラブチームが国際試合を行うことができなくなる。

スーダンはすでにワールドカップ2018予選からは敗退しており、アフリカネイションズカップ2019予選は来年3月までない状況だ。

しかしクラブチームのアル・ヒラルとアル・マリークがCAFチャンピオンズリーグ、CAFコンフェデレーションズカップに出場しており、彼らが失格になる可能性が高い。

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