先日発表された堂安律の海外移籍。
U-20ワールドカップで世界を経験したガンバ大阪の「至宝」は、活躍の場をオランダに移すこととなった。
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— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) 2017年6月25日
そんな堂安が移籍するチームは、"FC Groningen"。
日本では「フローニンゲン」や「フローニンヘン」、「グローニンゲン」など表記が分かれるチームの一つだ。
実際、堂安自身も記者会見では「グローニンゲン」と話していたが、退団セレモニーでは「フローニンゲン」と言っていた。では、発音的にはどちらが正しいのだろうか?
『forvo』でオランダ人の発音をいくつか聞いてみよう。
あえて日本語に直すとなると、最も近いのは「フローニゲン」だろうか。表記が揺れる要因はやはり「G」だ。
オランダ語の「G」は喉の奥で発音する摩擦音で、日本語に直すのが非常に難しい。「フリットかグーリットか」の議論ももちろんこれに起因する。
さらにこの「G」はその時によって「有声」か「無声」かに分かれる。頭文字の「G」はハ行に聞こえ、「NG」は(ン)グとガ行に聞こえるようだ。
公式チャンネルのナレーターも「フローニゲン」!二つ目の「n」は発音しないようだ(00:15あたりから)。
ちなみに、フローニンゲンではさらに方言にあたるフリジア語、フローニン語も使われているので人により多少のブレがある。
とは言え、日本語表記から原語表記が推測できることも大切なので発音にこだわるQolyも、とりあえずは今後も「フローニンゲン」と表記することにする。