ガンバ大阪の堂安律がオランダ1部・フローニンゲンへ期限付きで移籍する。

フローニンゲンはオランダの典型的な中堅クラブだが、古くはロナルト&エドウィンのクーマン兄弟を輩出したことで知られる。

近年は育成にも力を注いでおり、獲得した選手を高値で売ることでも成果を上げてきた。

そして、現在のサッカー界で10本の指に入るであろう2名のスゴイ人間も、実はこのフローニンゲンから羽ばたいていたことをご存知だっただろうか。

ルイス・スアレス

「世界最高の選手」ならメッシ&ロナウドの二大巨頭だが、「ストライカー」の括りなら世界一といっても過言ではないスアレス。彼がデビュー1年で母国ウルグアイを飛び出し、欧州で最初に選んだのがフローニンゲンだった。

当時は南米からやって来た期待の若手の一人でしかなかったが、いきなり二桁得点を記録すると、翌シーズンには名門アヤックスへ。そこで「FCスアレス」と形容されるほどの伝説的な活躍を見せ、その後、リヴァプール、そして現在のバルセロナでの名声に繋げた。

ちなみにフローニンゲンはスアレス退団後、二匹目のドジョウを狙ってダビド・テキセイラというウルグアイ人FWを獲得したが、鳴かず飛ばず…“ウルグアイ路線”は続かなかった。

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