横浜F・マリノスに所属するクエンテン・マルティノスの故郷が、快挙を成し遂げた。
25日、カリビアンカップ2017の決勝戦がマルティニークで行われ、ジャマイカを2-1で下したキュラソー代表が大会初優勝を果たした。
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— CuracaoNationalTeam (@curacaofootball) 2017年6月26日
カリブ王者を決めるカリビアンカップは2年に一度開催されており、成績上位のチームにはCONCACAFゴールドカップの出場権が与えられる。
今大会は今年1月までに3次予選が終わり、準決勝に駒を進めたキュラソー、ジャマイカ、仏領ギアナ、マルティニークの4チームがゴールドカップの出場権を獲得。決勝大会は、Aマッチデーのこの時期に行われることとなった。
準決勝で地元マルティニークを破ったキュラソーは、決勝で前回王者のジャマイカと対戦。
10分、エルソン・ホーイのゴールで先制すると、82分に一度は追い付かれたものの、その1分後に再びホーイが勝ち越しゴールを決め、大会6度の優勝を誇るカリブの強国を退けた。
キュラソーはまだオランダ領アンティル諸島と呼ばれていた時代の1989年に4位を記録しているが、それが最高成績。現在の名前に変わって約7年ほどで、早くもカリブの頂点に立った。
Doppietta di Elson #Hooi, avanti del @VendsysselFF, alla #Jamaica e @curacaofootball alza la sua prima #CaribbeanCup. (🎞©RCI Martinique) pic.twitter.com/SqBQ1zdVFn
— MondoFutbol (@MondoFutbolCom) 2017年6月26日
彼らは来月7日に開幕するゴールドカップにも初出場する予定だ。
クコ・マルティナ(サウサンプトン)、レアンドロ・バクーナ(アストン・ヴィラ)、エロイ・ローム(フィテッセ)ら、欧州最高峰のリーグで活躍するタレントを抱える彼らは、さらなる大舞台でも旋風を巻き起こすことができるだろうか。