『Sky Sports』は25日、「リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長は、アレクサンドル・ラカゼットの移籍について語った」と報じた。
アトレティコ・マドリーへの移籍が噂されていたラカゼットであるが、FIFAからの補強禁止処分によってそれが失敗に終わった。
その後はアーセナルが彼の獲得に関心を寄せていると言われているが、その交渉はまだうまく進んでいないという。
リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長はインタビューに対して以下のように話し、最低でもアトレティコ・マドリーの提示額を超えるべきだと語った。
ジャン=ミシェル・オラス
「私はアレクサンドル・ラカゼットをすぐに売り渡す気はない。なぜなら、そこにはアトレティコ・マドリーが1月に獲得するという可能性があるからだ。
そして今、同時にアレクサンドルが主張することも聞かなければならない。
フランス対イングランドの親善試合の時、私はアーセン・ヴェンゲルと会った。
アドバイザーのジェラール・ウリエと共にいた。そして、彼がウリエに対して関心があることを明かしたのも知っている。しかし、何かが起こると言うにはまだ時期尚早である。
我々は5000〜6000万ユーロ(およそ61.7~74.1億円)で話している。アーセナルはそれを支払う準備がある。それは最低限だ。
アトレティコ・マドリーからの関心は誰もが知っている。それは5300万ユーロ(およそ65.4億円)に1200万ユーロ(およそ14.8億円)のボーナスだ。6500万ユーロ(およそ80.3億円)である。アーセナルのリーダーもそれはよく知っている。
しかし率直に言って、私は現在アーセナルのことは考えていない。アレクサンドルはここに残ることが出来ると思う。なぜなら、アトレティコ・マドリーとの交渉が失敗したからね」