『Mirror』は3日、「アーセナルは、アレクシス・サンチェスの後釜としてリヨンのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットを獲得しようとしている」と報じた。

リヨンのエースとして活躍を続けるラカゼットは、契約が2019年までとなっており、今のところ更新される見込みはないと思われている。

昨年夏までは舞い込むオファーを全て断ってきたリヨンであるが、今夏は6000万ポンド(およそ82.9億円)程度であれば売却する準備があるとも。

彼を狙っているクラブは数多い。

一つは、アントワーヌ・グリーズマンがマンチェスター・ユナイテッドに移籍するのではないかと言われているアトレティコ・マドリーだ。

その場合大きな収益を得ることになるため、グリーズマン資金を使ってラカゼットに5000~6000万ポンド(およそ69.1~82.9億円)を投じる準備ができるという。

また、リヴァプールもラカゼットを狙っているクラブの一つだ。彼らの場合はダニエル・スターリッジの放出を見越してのもので、まずは放出が先となる。

そして、アーセナルで鍵となるのはアレクシス・サンチェスの去就である。

契約が2018年夏までとなっているサンチェスは、今季チームを離れる可能性が高いと言われる。ユヴェントスやパリ・サンジェルマン、インテル、そして中国が彼に接近している。

サンチェスはアーセナル残留に週給25万ポンド(およそ3454万円)という巨額の報酬を求めており、それをクラブ側は拒否しているとのことだ。

どこのクラブも条件付きで狙っている形となるラカゼット。お金の面も含めて、どこが一番先に動くことが出来るのだろうか?

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