『AS』は「リーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリーは、来季の戦力としてフランス代表ストライカー2名に注目している」と報じた。
今季もチャンピオンズリーグ決勝でライバルのレアルに敗れてしまったアトレティコ・マドリー。昨年夏に獲得したコロンビア代表FWジャクソン・マルティネス(現広州恒大)が当たらなかったことからグリーズマンの負担が増してしまったが、その分売却益を得ている。
再び欧州の頂点を狙うため、そしてシメオネ監督をクラブに残すため、アトレティコは大きな補強を考えていたようだ。その候補はエディンソン・カバーニ(PSG)、ゴンサロ・イグアイン(ナポリ)、そしてジエゴ・コスタ(チェルシー)。
しかし、この3名についてはクラブ内部でもかなり難しいと考えられている。
そして、その代替案として考えられているのが、ケヴィン・ガメイロ(セビージャ)とアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)のフランス人FW2名であるということだ。
今季セビージャで公式戦29ゴールを決めたガメイロは2019年まで契約を残している。セビージャとアトレティコはそれほど関係が良好ではないとも言われており、おそらく4000万ユーロ(およそ49.3億円)は必要になるだろうと言われている。
アレクサンドル・ラカゼットは昨季のリーグアン得点王であり、今季も21ゴールを決めたスピード系ストライカーだ。ただしこちらも契約を2019年まで残しており、ジャン=ミシェル・オラス会長は4000万ユーロのオファーを断ったことを明かしている。そのため、更に大きな額が必要になると予想されている。