『Inside』は20日、「サウジアラビアは、カタールの放送局BeIN Sportsに対抗するチャンネルを創設する」と報じた。
先日大きな話題となった中東諸国の断交問題。サウジアラビア、バーレーン、UAE、エジプトの4カ国がカタールとの外交関係を断ち、さらにイエメンやモルディブもそれに加わっている。
これらの国においてはカタールに関するものの流通も禁止されており、バルセロナのユニフォームも着用が不可能となっている。
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— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年6月9日
そして、現在世界的にサッカーを放映している巨大スポーツチャンネルであるBeIN Sportsも、これらの国では見ることが出来ない状況である。
サウジアラビアはそれに対抗するため、現在新しい放送局BBS Sportsの立ち上げを準備しているという。
欧州の新シーズン開幕に合わせて5チャンネル構成で開局し、その後最大11チャンネルまで拡大させる計画だ。
今後彼らは権利の問題をFIFAと議論した上で、出来るだけ多くのサッカーを放映できるように交渉するという。
なお、UAEで開催される今年のクラブワールドカップについては権利をすでに保有しているとのことだ。