U-20ワールドカップ2017 準決勝 ウルグアイ 対 ベネズエラ
ベネズエラの1人目:成功(○)
ウルグアイの1人目:成功(○)
ウルグアイの2人目:失敗(×)
ベネズエラの2人目:成功(○)
ベネズエラの3人目:成功(○)
ウルグアイの3人目:成功(○)
ウルグアイの4人目:成功(○)
ベネズエラの4人目:失敗(×)
ベネズエラの5人目:成功(○)
ウルグアイの5人目:失敗(×)
→3-4でベネズエラの勝利
U-20ワールドカップ2017 3位決定戦 ウルグアイ 対 イタリア
ウルグアイの1人目:成功(○)
イタリアの1人目:成功(○)
イタリアの2人目:成功(○)
ウルグアイの2人目:失敗(×)
ウルグアイの3人目:失敗(×)
イタリアの3人目:成功(○)
イタリアの4人目:成功(○)
ウルグアイの4人目:―
→1-4でイタリアの勝利
3大会でこれまで7度のPK戦が行われているが、目立つの「同一チームにおける連続失敗」の多さだろうか。
「ABBAルール」では一回ごとに先攻と後攻が入れ替わるため、基本的には同一チームの選手が連続でボールを蹴ることになる(1番目の最初のキッカーを除く)。
その両者を前者と後者に分けたとしよう。すると、前者が失敗した13度のケースのうち実に7度で後者も連鎖して失敗しているという結果が判明した。
この場合の失敗率は53.84%。PK戦全体での失敗率(39.39%)と比較すると、明らかに増えているのだ。
これはつまり、同一チームの選手が連続でボール蹴る際、その前者が失敗すると後者により大きなプレッシャーがかかるということを示唆している。
もちろん標本の数が十分ではないため断定するのはまだ早いが、「ABBAルール」の難しいポイントの一つになりそうだ。